西郷隆盛（せごどん）、寺田屋事件の有馬新七のすごさ、そして悲しき最後に迫る。

鈴木亮平さん＝西郷隆盛が板についた

俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷どん」の第23回「寺田屋騒動」が本日、放送され話題を呼びました。このドラマもやはりだんだんとシリアスな方向性へ導かれて行っていますね。鈴木亮平さんももともと演技力抜群なのですが、中盤にさしかかり、ますます西郷隆盛らしさがでているなと感じています。

この寺田屋騒動は、今から１４０年ほど前、4月23日に京の旅籠（はたご）である「寺田屋」で起こった悲劇的な事件ですが、ちょっとしたすれ違いから、薩摩藩士の同士討ちにより、有馬新七さんが絶命してしまう事件となります。ちなみに西郷隆盛が文政10年（1827年）ですから、新七さんは2才上でした。有馬は剣の達人ですが、格闘中に刀が折れてしまったことから、鎮撫使のひとりを壁に押さえつけ、「自分ごと刺せ」と仲間に命じ、背中から刀で貫かれてしまい、相手共々絶命したなんとも悲しい事件です。しかし自分ごとなんて、ドラゴンボールのサイヤ人編のようですね汗。正直、少しずれたら自分は犠牲にならないのでは・・・なんて考えますが、なんと潔いのかと思ってしまいます・・・。

「悲しすぎる」「切ない」事件であり、今回の西郷どんでは、「大河では珍しいくらい直接的な流血描写満載」ということでとてもリアルな描写と放送後言われました。
本当に悲しいですね。かっての同士たちが斬りあうなんて、なんとも壮絶な悲劇を感じます。

ちなみに・・・よく池田屋事件と勘違いする人がいるのですが、池田屋は京都の三条、そして寺田屋は伏見にあります。

京都ってほんと歴史が・・・

しかし京都って本当に歴史がありますね。壮絶な歴史を感じます。西郷どんも鹿児島から離れた京都が舞台となる部分も多いです。それだけ日本の中核を担っていたわけですね。歴史ある京都は本当に多くの観光客が来ています。ちなみに・・・よく池田屋事件と勘違いする人がいるのですが、池田屋は京都の三条、そして寺田屋は伏見にあります。池田屋事件は、新選組の事件であり、全くの別物です。こちらも寺田屋事件同様に有名ではあります。歴史の奥深さを感じますね。

最近は京都検定なども有名ですね。歴史は奥深いので、社会人になってからでも、ぜひ勉強されてみると、その歴史を作った人々の考えなどの深さが分かります。そこには、現代にもなんかしらのヒントがありますね。ぜひ歴史を学ばれてみるといいですね。