【追悼】凍傷、指をなくしても挑戦し続けた登山家・栗城史多さんのエベレスト。人生の挑戦！

このサイトはエンタメ系が主ですが、前回の西城秀樹さんとともに今日は残念ながら追悼のニュースとなります。

ヒマラヤのエベレストにされた登山家の栗城史多さんが、体調が悪化して下山する途中にお亡くなりになりました。35歳の若さでした。ご冥福をお祈りいたします。

私も登山は上司につきあわされて、色々な山を登りましたね。富士山よりキッツイ山も登りました。実は日本一より日本二の北岳のがきつかったですね(笑)

指を失くした孤高の登山家としての人生

栗城史多さんは幾度もエベレスト登頂を目指されていたようで、2012年秋に4度目のエベレストに向かいます。その際には凍傷が悪化し自力で降りる際に指9本を凍傷で、ダメージを追ったようです。その後、指9本を失ってしまったようです。当時のtwitterでは哀しい事実を受け止めつつも、前向きに笑っている栗城さんがいらっしゃいました。

今回は、何度も登った挑戦した結果として、なんとも悲しいですね。残念ながら多くの方が挑戦し、頂上を極めても下山途中にお亡くなりになっている世界最高峰の山です。

父親の75歳の敏雄さんは、今回の訃報をお聞きされ、「登山は自分で選んだ道だ」がっかりされていつつも、受け止められているようでした。それを聞いて泣きそうになりました。

さて、エベレストとはどれだけ難易度が高い山なのでしょうか。標高現在最もよく知られている8,848mという標高で、とんでもない高さです。山頂は、ネパールと中国との国境上にあります。エベレストはインド測量局で長官を務めたジョージ・エベレストさんからとって、命名されたようですね。

初登頂は、1920年代から長きにわたる挑戦の末、1953年にイギリス探検隊のメンバーでニュージーランド出身の登山家のふたり組が山頂成功をしたようです。しかしそれからも時代がすすんでもこの山の具体的な攻略法は、ありません。

岡田准一さんの山ロマンの映画

さて、エヴェレスト―神々の山領―という映画をご覧でしょうか。

本作は、世界最高峰の山・エベレストの魅力に取り憑かれた2人の男の物語で、山岳史上最大の謎を追うカメラマンを最近宮崎あおいさんとともに話題の岡田准一さんが、孤高の天才クライマー・羽生さん役を阿部寛さんが演じて話題になりました。

この映画のために実際に現地ネパール・エヴェレストに飛び、高度5,500M付近世界最高峰の地で撮影をしたそうです。その根性が凄いですね。

山登りは挑戦に例えられる。

山登りは受験などでもそうですが、よく挑戦のたとえとして、使われます。ある意味、人生とは

なにかに向かって山頂を目指す、山登りなのかもしれません。

しかし人生における挑戦は時として、悲劇を生みます。司法試験や医学部受験でも何年も受からずに貴重な人生を無駄にすることもあります。その他さまざまな挑戦は時に無謀なこともあるでしょう。

しかしそれでも頑張り続ける人々。それらを賞賛もできなければ批判もできません。人生はすべて自分がどのように生き満足するのかなのです。そのうえで、リスクをとりやめることも時として重要です。ですが、「失敗をしない人は、人生に失敗する」という言葉もあります。

指を無くしての挑戦・・・

栗城さんは、最後まで夢をもって生きられました。ご冥福をお祈りいたします。