ディーン・フジオカさんモンテ・クリスト伯　柴門　暖と原作のつながりは？？

ディーンフジオカ　モンテ・クリスト伯に見る復讐とは？そして主題歌Echo決定！

4月なのに少し寒いですね。4月からより彼の心は冷え切っているだろうと感じさせられるドラマが始まります。その名も「モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―」です。原作はフランスの名作であり、主人公エドモン・ダンテスが無実の罪をとらえられて、そこからあることをきっかけにお金持ちになって、罪を着せた人間に復讐をするという物語があります。それを本作では、現代日本版にアレンジをした内容となっています。今をときめくディーン・フジオカさんが主演でかつ主題歌「Echo」を歌われるということでこちらも大変注目を集めています。

ディーン・フジオカさんの活躍。

ディーンさんは80年・福島健出身で、千葉で育ちました。ジュノンボーイなどでも香港などで大活躍された後、朝ドラ「あさが来た」で大注目を浴び、日本で引っ張りだこ、まさに今、旬の30代と言えます。

このドラマは、絶望のふちに立たされた主人公が復讐心を抱くといった話です。意外にも漁師という役柄のディーンさん演じる主人公柴門暖さん。せっかく結婚がきまり最愛の人と一緒にしたのに、ある私情をもつメンバーたち3人の策略によって、無実の罪を着せられ、外国で15年の刑となります。最悪で絶望な状況ですね。ショーシャンクの空じゃないですが、希望をもちつづけ、幸運により、15年後に出ることが、できます。彼は全くの別人である金持ちになりまして・・・15年前に自分たちをはめた人間たちに復讐をするわけです。

復讐とは・・・みなさんは復讐と聞いて、どう思われるでしょうか。今日、偶然にも悲しい事に久しぶりに「そこまで言って委員会」で、本村洋さんが出ていらっしゃいました。彼は悲しい事件に妻子ともに巻き込まれてしまいましたが、死刑判決を求刑して戦い、大いに世論を動かし、今の司法制度の改革を行いました。法律のもとで、彼は被害者である妻子と20年近く戦いました。これは復讐ではなく彼の中での正義であり、戦いであったのだと思います。とてつもなく長い戦いだったのですね。本村さんはとても冷静に今の世論・法律と戦いました。これは復讐とかではなく、自分との戦いです。

本作は対照的に実際に直接の戦いをいだむ人間の怒りを露骨に表した作品であり、なんとなく、今日の「そこまで言って委員会」の深い本村さんのりりしい姿とまた違うなって感じましたね。なんとなく、なのですが。

原作から名前はとっている

なお名前は柴門暖ですが、フランス原作の主人公エドモン・ダンテスをもじっているとみられます。