BG(身辺警護人)に出演、矢沢永吉さんの「成りあがり」

矢沢永吉さんが出るドラマがとても話題になっています。

本日放送されます木村拓哉さん主演の「BG～身辺警護人～」の最終回に歌手の矢沢永吉さんが出演します。木村拓哉さんが身辺警護人として、大活躍する本作は、大きな話題を呼びました。過去に大きな失敗をしたことから、ボディガードの世界から身を引いていた木村さん演じる島崎章さん。そんな彼には秘密がありました。

彼はずっとボディガードをしていたのですが、プロサッカー選手、河野純也さんの警護をした際に失敗をしそれ以来、臆病になります。そして、それがずっとトラウマとなり、退職。

普通の警備員をやっていました。このドラマでは、どんどんと自分に自信をもち戦いに挑むようになっていきます。

とてもわくわくハラハラしたこのドラマ。今回で最終回となります。最終回はなんと矢沢永吉さんがでることになりました。

矢沢永吉さんといえば、日本を代表するアーティストです。木村拓哉さんが最終回にふさわしい最高のクライアントとして誰を起用するかといった話になった際に矢沢永吉さんのお名前を木村拓哉さんが出したそうです。

私は矢沢永吉さんの「なりあがり」という自伝を京都のラーメン屋さんで見て、とても感動し、勇気づけられました。これは80年に出された作品で、既に彼はトップスターとしての地位を築いておられた時の内容となります。当時、この本は衝撃でした。

まず彼の生い立ちが凄すぎる。矢沢さんは広島生まれ。母は彼が3歳の時に彼と父を残してどこかへ蒸発されました。父は彼が小学2年生のときに広島原爆の後遺症の関係で亡くなられました。その後、親戚の間をたらいまわしにされ、幼少期は貧乏ゆえにいじめられていたそうです。金持ちの子からはケーキのかけらを顔に投げつけられ、「お前の家だとこんなのかえねぇだろ。」と言われて酷いいじめにあっていたみたいです。

そんな彼は幼少のころから「BIGになる」と決めていたそうです。そしてビートルズの影響から音楽をはじめ、上京。「キャロル」というバンドを成功させます。「時間よとまれ」はミリオンセラーの大ヒットとなりました。

それからの彼はまさに「BIG」な人生です。「アリよさらば」など数々のヒットを生み出し、スーパースターへと変遷していきます。

オーストラリアの件（割愛）も含め、様々な苦労もおありだったと思います。

今年もまだまだ現役で、まさに名実ともにスーパー・ロックンローラーとして生まれてきたのかと思います。