ウラシマ’S、是永亮祐さん出演、「雨のパレード」の魅力に迫る。

さて、椎名林檎さんのトリビュートアルバムが凄いことは前回の記事でお伝えしました。色々なスペシャルなアーティストが参加しておりまして、ひときわ異色を放ったアルバムになっています。その中の出演アーティストに「theウラシマ’S」がでており、このバンドが凄いユニットからなることは以前の記事でお伝えしました。

しかし、その中で是永亮祐さんがメンバーを務める「雨のパレード」のすごさについては、触れていません。

雨のパレードは今から5年前の13年に東京で結成をされました。

ボーカルの福永さんをはじめ、ギターやドラムのメンバーは、3人ではじめ東京へ上京をしました。そこにあの日本の伝説バンドにして、常にトップを走り続けるGLAYのサポートをしている方の関係で是永さんが入るわけです。

 是永亮祐さんは雨のパレードのベース担当で、大分県出身のスーパーアーティストです。影響としては、ガガガSPやSTANCE　PANKSなどの青春パンクを聞き親しんできて、そこから「東京事変」などの影響を受け、椎名林檎さんの魅力に入っていったようです。（文字を強調（＾＿＾））

ボーカルの福永さんは言います。是永さんのベースがあってこそで、ベースのフレーズから曲を広げることも多いと。皆さん、亮ちゃんと呼んでいるようで、とても仲がよいみたいですね。

そこで「雨のパレード」の下地は完成しました。雨のパレードの音楽は、一度聞いてみてもらえれば分かりますが、海外の音楽性の雰囲気を吸収しつつ、日本のテイストに見合った味付け・世界観を作り出しています。作詞はボーカルの福永さんが書いた歌詞と曲を基にメンバーがセッションしつつオリジナルの世界観、唯一無二の雰囲気を作り出していると思います。

彼らを総称すると、総合芸術の「創造集団」ともいわれております。インタビューの記事を見ると、彼ら自身もいろんなジャンルに興味があり、例えば絵を描いたり、服を作ったりといったことに興味を示されているようで、そういったところから彼らの音楽性のシナジーを感じているようです。

「雨のパレード」は最近3/14に「Reason of Black Color」をリリースしました。なんとなく、雨の日に聞くと、落ち着きそうな楽曲群、「HWｙ！」という曲は特にそんな感じがします。

さて、椎名林檎さんのトリビュートアルバムは5月に発売。奇跡のメンバーが集まったウラシマ’S「正しい街」がとても楽しみです。