2020年は5G元年。５Ｇが普及すれば地方創生のきっかけに？？

2020年は５Ｇがくる

さて、2020年も早くも1か月が経過しました。2月は底冷えの時期となりますから、風邪をひかないように、またインフルエンザやコロナウィルスに十分注意の時です。来週はバレンタインという冬の楽しいイベントがありますが、それと同時に春の訪れを心待ちにしている方も多いのではないでしょうか。

今年はオリンピックイヤーであり、そして携帯キャリアが4社になった年ですね。docomo,au,softbankそして新たに楽天モバイルの4社となり、総務省の値下げの向かい風もありつつ、これから通信業界は更に熾烈を極めそうですね。

そして５Ｇがこれから始まります。５Ｇとは５th Generationの略で、第5世代移動通信システムの略です。

これができることによって何がすごいことになるかというと、簡単に言うと、今まで４Ｇの10倍から100倍の速度がでるようになります。４Ｇ（第4世代移動通信規格）が１５～１００Ｍｂｐsだったものが、５Ｇは１Ｇｂｐｓから１０Ｇｂｐｓの帯域がでるようになるのです。

これによって、今まで動画配信などでも、２時間くらいかかっていたのが、3秒くらいでダウンロードできるようになります。

これって途轍もなくすごいことですね。本格的な５Ｇ構想を目前に素晴らしい世界が眼前に広がっています。

田舎での立ち位置が変わる。

では５Ｇによって実際に変化していくだろうことについて思われることがあります。今は東京一極集中の時代です。2011年にＢＣＰ（bussiness compunity plan）化の波で、大阪などに拠点を移したりとなりました。しかし最近ではまた東京一極集中に戻りつつあります。なぜなら本社を東京に構え、中央に集めることで、いわゆる分割損を避けるという考えからです。これは一見合理的でもありますが、あまり考えたくはないのですが首都直下型地震などが起きた場合には、ビジネスを続けるうえで、壊滅的な状況となり得ます。

そんな中、５Ｇの普及によって、田舎の生活、いや地方の生活が非常に快適になるのではという推測がされています。５Ｇの普及によって自動運転がされるようになってくるといわれていますが（理由はカーナビ以上の３Ｄマップが必要になり、それは大容量の５Ｇでしか成しえないため）その自動運転により、今まで地方などでなかなか交通の便が悪くいけなかった場所も行けるようになります。私も岩手県にちょくちょく遊びに行く際に、小岩井農場に行く際、ＪＲを待った記憶があります。それらが自動運転のタクシーなどが安価で利用できるようになると地方の美しい自然とともに、生活ができるようになりますし、また企業なども地価が安いので、今度こそ首都機能を分散化させていこうかとなってきます。

また今まで、医療や教育などでも５Ｇを使うことで、より身近なものとなっていき、都会と田舎について差分はなくなっていくのでしょう。東京一極集中ももう終わりになり、これからは地方創生の時代になってくるかもしれません。そしてなってほしいですね！