椎名林檎2世と言われたみゆなさんですが、期待のソングライターを紹介

公開日： 2019/10/03 : ドラマ

期待のソングライター

みゆなさんをご存知でしょうか。わずか17歳にして、「Artists to Watch 2019～注目の新人～」に選ばれた人間です。宮崎県出身であり、まだ高校生という若さでこれからの令和の音楽シーンをけん引していきそうな迫力を感じます。

すでに映画で、「見えない目撃者」で「ユラレル」という曲を作詞・作曲し、これがミュージックシーンで大注目を集めています。

平成の後半になって、かつての日本は80年代や90年代にあったその熱さやモヤモヤとした日常を歌うこと、やるせなさ、不安などをストレートにしていく歌手が減っていきました。それは、かつてのBLANKEY　JET　CITYの浅井健一さんであったり、YELLOW　MONKEYであったり、尾崎豊さんであったりです。

持つ音楽は時折、痛いほどの鋭さ、時として純粋さが狂気ともいえる部分を持っていましたが、そのストレートさが心に染みたものです。そのマインドが2010年代にはいり、CDが売れない時代とともにアイドル的な健全さ・歌詞が支持されるようになったのです。もちろんそれらの音楽もとても素晴らしく友情や愛をストレートに歌う曲はよかったです。しかし心のどこかでその対抗軸ともいえる音楽を我々は求めていました。

椎名林檎さんとの対比

そんな中で、令和となり目立ち始めたのが、みゆなさんの活躍です。ユラレルのPVを見たとき、その歌唱力と独創性は驚きました。これはなかなか今のミュージックシーンではなかったなと。これが令和かと！何とも言えない、迫力があります。そして声の出し方が、一曲で構成が贅沢で、アレンジに富んでいます。そして言葉が持つ、爆発的なパンチ力、悩みを正直に・・・1曲ズシリ・・・とても響きました！

某番組で、みゆなさんのことを椎名林檎2世といってしまったことで、少し炎上はしています。確かに椎名林檎と冠がつくことでうれしいと感じる人もいますし、そうでない人もいます。でもみゆなさんはこれからです。かつてタッキーはポストキムタクと言われましたが、今ではジャニーズの副社長としてマネジメント部門で活躍の予定です。そうです。10年も経てば、流れなどいくらでも変わります。彼女もこれから進化を遂げていくのでしょう。

椎名林檎さんは、多くのアーティストからも支持され、昨年はアダムと林檎の木で、トリビュートアルバムを出しました。彼女もそんなアーティストと並べられると・・・ですが、これからが楽しみなアーティストです。

最後になんとなく、ミスチルの終わりなき旅のフレーズが浮かびました。「誰の真似もすんな。君は君でいい。」と。私たちも人と比較するのではなく、自分を見つめていきたいですね。今日は期待のアーティストについてでした！