なつぞら、最後は火垂るの墓のパラレルワールド?
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ドラマ
楽しみにしていた「なつぞら」終わる
高視聴率をとっていたなつぞらが終わってしまいましたね。スピッツの「優しいあの子」の曲とのシナジーもあって、視聴率20%超となりました。坂場なつ役の広瀬すずさんのアニメータ―としての活躍を描いた作品で、北海道十勝の大自然を舞台に強く生きる女性を描いています。戦争孤児として引き取られますが、藤木直人さんや松嶋菜々子さんら保護者役に育てられて、元気いっぱいに育つ姿はとても健気な作品でした。特に牛の世話をしているのを見ていると、おしんをみているような気分になりましたが、まわりはとてもいい人でポップな感じですすんでいきましたね。
幼少の頃から
お兄さんと離れ離れとなり、育てられますが、兄に手紙を書いたりするシーンは本当に切ないけど、スピッツの歌う歌のように周りのことを考える本当に心優しくて、その性格がアニメに投影されていく話でしたね。スピッツはほんと、変わらないコンセプトとさらに進化し続けて、話題に事欠かない素晴らしいバンドですね。去年のウラシマSの活躍はこのサイトでも取り上げています。
最後のシーンは火垂るの墓のオマージュか?救われた結末
成長した、なつはアニメーターとなり、素晴らしい作品を出します。どれも見たことがあるような作品群ですが(笑)「大草原の少女ソラ」とかもどこかでみたことがあるような作品でしたが、そこで私は気づきました。ああ、後世だから、今でこそわかっているんだなと思いました。そうです、よくよく考えるとその当時には絶対になくて、今だからこそ当たり前のように感じる、その当時はその作品は画期的な内容で、どこにもパターンがない。なつぞらではそういう作品を作っていたのだなと考えました。
そして、最後に火垂るの墓に似たドラマを制作しています。これは幼い兄妹の話で、空襲のシーンなどが、ジブリ一暗いといわれる火垂るの墓を彷彿させていました。火垂るの墓といえば、最後のシーンから始まって、幼い兄妹が最後は亡くなってしまうという悲しい作品ですが、この作品は冒頭の兄妹のお母さんが遺体安置所での空爆による遺体のシーンがトラウマだったり、あまりにも悲しいシーンが多く見るのがつらい作品のひとつです。本当に戦争の作品は他の作り物のホラーと違い、リアルに感じてしまいます。
さて、このなつぞらで、最後のシーンで、火垂るの墓に似た作品の制作、発表をするわけですが、この作品は兄妹ともに生き延びます。これらがつまりなつぞらの兄妹は、火垂るの墓のパラレルワールド的な感じだったのですね。最後まで見て驚きました。なんとなく子どものころにみた火垂るの墓のトラウマから解放され、救われた気がしました。火垂るの墓時代、戦争の悲惨さを伝えた素晴らしい作品なんですけどね汗。
この作品をみて、火垂るの墓の完結がここにあったのだなと感じました。本当に良い作品でしたね。
さて、次は戸田恵梨香さん主演の「スカーレット」。NHK朝ドラは半期ごとに東日本、西日本と舞台を変えているそうです。こちらも楽しみですね。
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