ウラシマSのスピッツ　「優しいあの子」、新ドラマなつぞらの曲に。

NHK朝ドラバトンタッチ

昨日はとても寒かったのですが、ようやくまた春のうららかな日差しが見えてきましたね。今やっているインスタントラーメンを作った男、安藤百福さんが題材である「まんぷく」も残すところあと一週となります。長谷川博己さんの演技もうまくとても良い作品でしたね。

さあ、4月からそれぞれの始まりとともに、新しい朝ドラにバトンタッチになります。

タイトルは「なつぞら」

今度の朝ドラタイトルは「なつぞら」です。今を時めく若手女優の広瀬すずさんが主演で、第二次世界戦争で親をなくしてしまった子供が、当時「漫画映画」と言われていたアニメーションの世界で活躍をするという話です。その中で、今度の主題歌をスピッツが担当するということで話題になっています。スピッツは、ミスチル、アジカン、雨のパレードのメンバーらとスペシャルバンド、ウラシマSを結成し、椎名林檎さんのトリビュートアルバムの中で、彼女の人気曲である「正しい街」を歌ったことでも話題になりました。マサムネさんが歌われるとまた違った感動がありますね。

ドラマにあった冬っぽさを感じる曲

さて、このドラマに相応しい素晴らしい曲、それは「優しいあの子」。スピッツの曲って、タイトルが秀悦ですね。私はスピッツって基本的に優しい曲が多いと思うんです。ロビンソンとかスパイダーとか裏をかぐ解釈の歌もありますが、基本的に優しい。そして爽やかなイメージ。今回もタイトルも優しい・・・。

イントロをまず聞いてみましたが、心ひかれるような美しさです。イントロからまずやられました。甘美なメロディ。スピッツらしい曲調です。

スピッツのすごい曲の数々を語れば夜が明けてしまいますが（笑）、マサムネさんは、このドラマに相応しい作品を制作するにあたって、十勝地方を訪れたそうです。その中で、夏であってもそこに至る冬があることを強く感じたそうです。そこから冬っぽい作品が生まれたということで、仕上がりは冬を感じさせますね。なつぞらに対し、冬のひねり・・・とても美しいですね。さて、30年以上わたり音楽シーンのトップを走ってきたスピッツ・・・

2016年には「醒めない」というアルバムも大変よかったです。3年が経過した今年。平成が終わり、新元号となる今年・・・この曲も含め、アルバムがそろそろ出るのでしょうか。95年のハチミツ、96年のインディゴ地平線を聞いてファンになりました。これからの益々の活躍が楽しみです。